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概日リズムT1
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毎日だいたい決まった時間に寝る(起きる)ことがどうして大切なの??

 
 
 
 
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サーカディアンリズム(概日(がいじつ)リズム)を維持できるからです。

サーカディアンリズムとは、もともとからだに備わっている24時間周期(しゅうき;ひとまわりして前と同じ状態になるまでの期間、時間)体内リズムのことです。この体内リズムは外界の環境からの刺激(朝明るくなる、夜暗くなるなど)やからだ自体に備わった時間を感じとる(きざむ)複数のシステムからの刺激を受けることでほぼ24時間周期を保っています。例えば平日と休日の睡眠時間差が長期間になったり、この周期の乱れがたび重なったりするとさまざまな不調や疾患の原因になるといわれています。

🔹この体内リズムは、寝る・起きることのほかに体温、血圧、ホルモンの分泌なども調節しています。

 

🔹平日は5時間しか寝ず、休日になると平日の睡眠不足を取り戻すべく10時間以上寝てしまう…といったケースは、概日リズムを極端に乱してしまいます。平日と休日の睡眠時間差が多いほど、からだに悪影響があることが複数の研究で示されています。

 

体温の変動

右の図のように体温は1日で約1度変動しています。

 
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🔹深夜、眠りが深くなってくる頃、体温はもっとも低温になり、目覚めから徐々に上がっていき夕方にかけて高温になります。眠る頃にはだんだんと体温が低くなってくるので、睡眠前の強度のある運動や熱いお風呂など体温を高くしてしまうものは、眠りを妨げてしまいます。

 
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🔹眠っている間、特にからだの中心部や脳の温度が下がるのは、休息モードに入って生産・消費するエネルギーが少なくなっているからなのです。逆にからだはゆっくりと休息するために体温を下げる仕組みを持っているとも言えそうです。

 
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血圧の変動

🔹血圧(血管を押す力のこと)には、上(高い方)と下(低い方)があることは皆さんご存知かと思います。

高い方は心臓がギュッと縮まり(収縮)血液を押し出す時の血管にかかる圧力(血管を押すチカラ)、低い方の血圧は、心臓がふくらんで血管が広がった、伸びた状態の時に血管にかかる圧力です。

 
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🔹心臓というポンプから血液が送り出されるごとに、血管が伸びたり縮んだりを繰り返して血液を全身に行き渡らせるよう働いています。いわゆる高血圧の方はその血圧がいつも高め、低血圧の人はいつも低めです。

 
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高血圧、低血圧、通常血圧の人それぞれで血圧は1日のうち変動をしています。

 

一般的に深夜、寝ている頃もっとも低くなり、朝起きるころに高くなっていきます。

🔹短時間睡眠は、高血圧を招くことが明らかになっています。結果として心疾患に関連するともいわれています。

 
ホルモンの分泌
睡眠に関連して分泌される3兄弟ホルモン(コルチゾール、成長ホルモン、メラトニン)
 
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・コルチゾール       

 
 
 
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🔹副腎(ふくじん;腎臓の上にあり、さまざまなホルモンを分泌する臓器)から分泌されるホルモン。ストレスにさらされると活発に分泌されることからストレスホルモンと呼ばれることもあります。

 

🔹このホルモンは、ブドウ糖や脂肪、タンパク質をエネルギーに変える手助けをしたり、炎症を抑える、免疫(めんえき;からだをウイルスや細菌から守るシステム)反応を整えるなど重要な働きもしています。

 
 

🔹コルチゾールが明け方にもっとも多く分泌されるのは、日中の活動に備えてエネルギーをすみやかに供給するためのほか、日中のさまざまなストレスに対応する準備と言われています。

 
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🔹またコルチゾールは寝ている間、特にレム睡眠中にも分泌されます。コルチゾールには就寝中(しゅうしん中;寝ている間)のエネルギー補給(ほきゅう;使ったものや失ったものをおぎなうこと)のため、脂肪の分解を促進(そくしん;物事がはやく進むようにすること)するはたらきがあります。

 
 
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・成長ホルモン

名前の通り、成長期に多く分泌されるホルモンで、骨を伸ばす、筋肉を発達させる、傷ついた細胞を修復(しゅうふく;つくろい直すこと)する、免疫を活性化する、脂肪の分解を促進する、肌細胞の新陳代謝(しんちんたいしゃ;生きるために必要なものを取り込み、必要なくなったものを外へ出すはたらき)を活発にする、などなど全身に働きかけてからだをたもたせるのに重要な役目をしています。

 
 
 
 
 
 
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🔹名前が影響してか、このホルモンは大人になると分泌されないと誤解されている方もいらっしゃるようですが、大人になってもきちんと分泌されています(量は減ってしまいますが・・・)。

🔹成長ホルモンがもっとも分泌されるのは、寝ている間特に寝始めてから最初のノンレム睡眠中です。夜10時から2時くらいが、成長ホルモン分泌の「ゴールデンタイム」と言われるのは、その寝始めの時間帯を指しています。

🔹午前2時以降に寝た人には「出ない」わけではありません。ノンレム睡眠中に多く分泌されるますが、寝ている間も分泌されるのでなるべく早めに寝て、きっちり成長ホルモンの恩恵にあずかりたいものです。

 
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・メラトニン

夜になると「寝よう」という指令を出すのが、メラトニンというホルモンです。

メラトニンは、体内で一日のリズムをつかさどる「視交叉上核(しこうさじょうかく)」といわれるところからの指令を受けて「松果体(しょうかたい)」という場所で合成されます。

「すいみんと光」ページのメラトニンへ

 
 
 
 
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し、脂肪の分解に

肌細胞の代謝?

 
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し、脂肪の分解?

 
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🔹朝起きてから14〜15時間で分泌がピークになり、眠りを誘います。

🔹このホルモンは、抗酸化作用(こうさんかさよう;活性酸素からからだを守る働き)が強く、成長ホルモンの分泌も促します。

しかし、明るい光を見ると分泌が止まってしまいます。ですので、寝る前、寝ながらのスクリーン機器の使用はメラトニンの生成(せいせい;ものができること、作り出すこと)を阻害(そがい;じゃますること)してしまい、せっかくの睡眠へのお誘いをお断りすることに…

 
 

活性酸素

​活動的な酸素のことで、他の物質を酸化させます。少ない時には菌やウィルスを撃退してくれますが、増えすぎると自分の正常な細胞まで攻撃してしまう。

 
 
概日リズムT2

🔹毎日だいたい同じ時間に起床(きしょう)・就寝(しゅうしん)を続けることは、サーカディアンリズムを維持するのにとても大事なことです。私たちのからだは多少の無理に対応して一生懸命、恒常性(こうじょうせい;からだの状態を変わらないようたもたせること)を保とうとしていますが、無理が重なるとからだに対する負担(ふたん;荷が重いこと)も積み重なって、将来の病気に発展しないともいえません。

 
 
 
 
 
 
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​毎日の睡眠が体温、血圧、ホルモンの分泌に影響してるって言われてもピンとこない……。

 
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🔹サーカディアンリズム、概日リズムなどの用語は耳慣れず、具体的には理解しづらいですよね。

また毎日起こるわずかな体温や血圧の上下動、ホルモンの分泌などを自分自身ではっきりと感じることもあまりないのではないでしょうか? 自分で感じることはないけれど、からだには自然と備わった“一日がある”と理解していただければと思います。(※実際にはこのサーカディアンリズムは1日より少し長いといわれています)

 
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🔹人が元気に活動するためには、どうしてもエネルギーの補給や休息が必要です。

そうした活動ー休息のサイクルは日の出日の入りをもとにした1日の中で行うのが、環境適応上もっとも効率的だったのではないでしょうか。

 
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🔹外界の一日にほぼ合わせて活動ー休息サイクルを保つために、からだにはいろいろなコントロールが不可欠で、それが体内時計というシステム持っている理由ですし、それを乱さないことは大切なのだと考えらます。

 
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